Elgar Op.12

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局地的に任務を遂行しました。
任務着手直前に雷雨が・・・。もう慣れっこですけど。
今回は、エルガー Op.12です。
「Salut d’amour」などという甘いタイトルがついていますが、私が演奏すると、「Salut de la mort *」といった不吉な調べになるようです。
いい加減、聴衆を魅了し、咽び泣かせるような演奏を、とは思うのです。しかし、私を不憫に思う涙しか未だ見られません。

(*フラ語、超テキトーです。間違っていたら教えてください)

カスタードクリーム

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GIOTTOのシュークリームをいただきました。
くださった方は、あまり期待しないでね。と言っていたのですが、これが美味しいのです。
カスタードクリームには一家言ある私ですが、うっとりとしながら食べました。

小学生の頃、親に内緒(100%発覚していましたが)で、よく弟とカスタードクリームをつくりました。
つくっているうちから、あまいバニラの匂いに誘惑され、鍋にスプーンを突っ込んでは味見と称した摂取をしていました。
そんなわけですから、できあがる頃には予定量の半分ほどにまで減少するのが常で、できあがっても粗熱がとれるのを待ちきれずに、やっぱり鍋にそのままスプーンで完食してしまうのです。
最初はダマダマ入りの、なんじゃこりゃという代物でしたが、だんだんコツや秘密兵器を知るようになると、天才かも(子どもの思い込みです)という出来のものもつくれるようになり、親の目を盗んではせっせと密造していた気がします。

葛菓子

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先日、満開の吉野桜、御室桜を観てきた方から、桜の葛菓子をいただきました。
舌の上であっという間に溶けてなくなる、刹那の食感です。
葛菓子なんてめったに食べないので、久々の食感に「あ、そうそうこれこれ」とうなずきながらいただきました。
葛菓子は永く貯蔵することを考えてつくられたものらしいですが、いったん食べ始めたら手をとめられなくなってしまい、10分ほどで完食です。
ゆっくりと桜に思いを馳せる余裕もなかったなぁ、と悲しい習性を呪いました。

東京ミッドタウンと女の子

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東京ミッドタウンへ。
ガレリアへ入ってすぐ、うっすらとした醤油のにおい感じた。
ランチ時とあって、レストラン街から漂ってきていたのかもしれないが、その視覚と嗅覚のギャップにひとり苦笑いをしてしまった。
そして、ある女の子のことを思い出した。
小学生の頃、近寄ると醤油のにおいがするという年下の女の子がいた。
なんでも彼女の家は、こだわりの中華料理屋さんだか、そば屋さんだかをしているとかで、厨房のガスを止める暇がないほど仕込みに忙しいのだ。という噂がまことしやかに囁かれていた。
そうか、それはたいへんなことだなぁ、などと小さいながらも思ったような気がする。
今、彼女はどこでどうしているのだろう。IDEE CAFEでカプチーノを飲みながら思いを巡らせた。

モネを観に。

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国立新美術館へ、モネを観に行った。
私のもっとも好きな作品のひとつの「かささぎ」。
以前からこの「かささぎ」について確認したいことがあった。
画集などで見る限り、この絵に描いてある、かささぎの影がどうも左右反対のような気がしてならなかったのだ。
絵と対峙した。
やっぱり反対のような気がする。
凹凸によってこう見えてしまうのだろうか。
それとも、絵のバランス上、あえてこうしたのだろうか。
あるいは、これはかささぎの影ではないのだろうか。
ネットで調べてみても、それに言及した文章は見あたらず、結局、私の勘違いということで収束してしまった。

模様替え(後)

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キティちゃんは卒業します。
つい先日まで、トイレとバスルームのドアに、キティちゃん(など)がいました。
もちろん私が貼ったものではなく、前に住んでいた家族の子どもたちの仕業です。
部屋を借りるときに、不動産屋さんに「これなんとかしてください」と頼んだのですが、強力に貼り付けてあるらしく、「無理に剥がすとドアが傷みますね」と言われ、けっきょくそのまま1年4ヶ月。
ずっとなんとかしなきゃと思っていたのですが、誰も文句を言ってくれるわけでないし、別に死ぬわけでもないし・・・と、ついつい後回しにしていました。
先日、その上に絵を貼りました。
普段、なんの気無しに開け閉めするドアですが、少し存在感が増したような気がします。

「あんぱんの日」

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コンビニで、「今日はあんぱんの日」に釣られ、ついつい手を伸ばしてしまいました。
明治8年のこの日、明治天皇が水戸藩の下屋敷を訪れた際、京都の和菓子に代わって、八重桜の塩漬けを入れたあんぱんを献上したことからこうなったらしいです。
4月4日は「おかまの日」だけではないのですね。
さて、あんですが、私は断然こしあん派です。
あんパンに限らず、粒あん、こしあん両方あるものであれば、必ずこしあんを選びます。
こしあんの歌をひとつ詠んでもいいぐらいです。
こし命。

じゅんいちくん

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じゅんいちくんは8歳くらいの男の子です。
正確な年齢はわかりません。
昔風の坊ちゃん刈りで、いつも、白地に紺の小さな十字をたくさんあしらったものを着ています。雑巾とか手ぬぐいにあるような柄です。
じゅんいちくんは、はにかみ屋なのか私と目を合わせてはくれません。
表情を読み取ろうとすると、どこかへ行ってしまいます。
じゅんいちくんとはまだ3回しか遇ったことはありません。
いつも私が寝ているときに現れます。