のろろ~んと。

8acb214aef144ae6a3233d64d5e6e7bf
展覧会まで3ヶ月を切ったというのに、深刻なスランプに陥っています。
対象となるものをいざ目の前にしても、なかなかそれに入り込むことができないでいるのです。
観察の眼が曇ってきているような気がします。
いつもはこのぐらいの時期になると、自然に、五感すべてがぴりぴりとしてくるのですが、今回はそういう状態に自分をもっていこうとする気持ちばかりがあって、ただの悪あがきに終わっています。
焦っても良い作品はできないので、逆に少しのあいだ、のろろ~んと弛緩してみようと思います。

ベクシンスキー

76ded381af5c47d6b9fd4cea1694e313
ズジスワフ・ベクシンスキー。
ポーランドの画家で現代美術の鬼才。
私の大好きな作家の一人です。
はじめて彼の作品を観たとき、その存在感に圧倒されました。
「あー、これはすごい」
自然に口をついて出ました。
作品に、おそろしいほどの知性を感じます。

一年前、彼は知り合いの息子に、体中を17カ所も刺され、命を落としました。
今日はベクシンスキーの一回忌にあたります。

鳥の視点

267bee99d46248879b195c0583ebe58d
先日、「Google Earth」に立ち寄ったら、Mac版がいつの間にかリリースされていたので、すぐにダウンロードし、しばらくの間、世界中を旅しました。
ロマンを感じます。
あ、この都市は区画整理に長けている、だとか、この都市は緑を大切にしているだとか・・・。
そして、誰もがやることだと思うのですが、住所から自宅の緯度・経度を割り出して、我が家を鳥瞰。
私の住む町の家並みは、どれもみな同じように見えてしまいます。
面積と色の違いでしかありません。
人の視点に立たないと、わからないことが数多くあるということに、あらためて気づきました。
でも、地面にばかり立っていると、大きなことを見落としてしまうこともある気がします。
人の視点と鳥の視点、ふたつをバランスよく持とう、と誓ったこの頃です。

この地球規模のツールを使って、気になっていたベランダの幅を測りました(笑)。

ゆきのね

ce5b0594b9b0467e9dff26a6a8777248
窓の外は雪。
耳を澄ますと、窓にぶつかる雪の音がさらさらと聴こえます。
この音が心地よくて、今、部屋の中はしんとしています。
自然の音しか無かった時代の
あらゆる分野の作家たちは
こんな中で文章を書いたり
絵を描いたり
物を造ったりしていたのだろうなと考えると
負けた。と思ってしまいます。